お寺の探し方 檀家という意味
お寺の探し方について、特別によい方法はないのが現状です。
知人や知り合いの人達がお寺の檀信徒であって、その人達からそのお寺の現況を聞いて判断することが今のところ最良ですが、都市部ですと、お寺に関係している人々が少ないのでこれもむずかしいことです。
そこで、お寺を探すポイントについてお話しましょう。
1 インターネットで探す方法
@ インターネットに登場する寺院は、今ところほとんどまじめなお寺といっていいでしょう。
ただお寺のような名前を使い、お寺のふりをしている業者関係については、ここでのお応
えの範囲ではありません。
A インターネットにでてくる寺院はまじめな寺院ですが、一般の人々が求めていることにすべ
て応えてくれる寺院であるかどうかは別のことです。つまり、寺院の持っている歴史と慣習が 一般の人々が受け容れられるかどうかの問題があるのです。いいかえれば、みなさんの思 っているお寺と、お寺が持っている内容が違っている場合があるのです。
B そこで、お寺を探す場合、みなさんの求めていること(たとえば、こういうことをしてほしい・こ
れはしたくない・など)をお寺に聞いてみることです。それに対して、お寺が応えてくれることを 参考にしたらどうですか。たぶん、みなさんの希望に対して、「できない」というお寺の応えも でてきます。その時、どうしてできないのか、してはいけないのか、の応えがでてくるお寺は みなさんにとって、お寺の判断をするよい材料となりましょう。
C 檀家という意味は、お寺を護り、信仰を護る目的で、経済的に支援をする人々を意味しま
す。つまり、金銭の援助をする人々なのです。しかし、こういうと、お寺の面倒までみられない と思うのが現代人のほとんどです。しかし元来の意味と内容はこうした支援者の意味なので す。
D しかし、当清徳寺のように、檀家という言葉を使用していますが、檀家となる人々にプラスにな る可能な支援はありますが、負担となる余計な支援(施設の寄付・本山への寄付・その他の寄 付など)を無くしている寺院もでてきました。ですから、檀家という言葉に嫌悪感を持たず、お寺 の姿をみることが大事です。
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