仏事法要を頼みたい

お葬式やら供養やらで、いろいろなお寺や住職と関わりをもったが、どうも納得がいかない。ちゃんとしたアドバイスがもらえない。などお困りの方もあろうと存じます。特に霊園にお墓をお持ちの方は、なかなか供養をする機会がないものです。お寺で供養をし、その後、お寺で飯食供養(会食)の時間をもちましょう。今まで忘れていた絆が蘇りますよ。

東京都杉並区梅里1−4−23   清  徳  寺
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そこで仏事供養の長所と短所についてお話しましょう。

長所

1 親戚縁者との交流を持つこと

親戚縁者と交流を持つことはしたくない、と思うかも知れません。付き合いのない親戚は面倒です。余計な義理や付き合いとなることはいやなことです。ことに現代のように自分だけの生き方でライフワークは手一杯の生活をしていますから、誰しもそう思うものです。しかしよく考えてみると、面倒ですが、こうした交流がなくなっているから、現代人は余計孤独になっているともいえましょう。
面倒ですが、この交流が供養(ともに養う)なのです。実は面倒でも行うと、新しい生きるヒントが生まれるものです。これからの時代は、嫌でもこうしたことをしていくことが大事なことであることは覚えておきましょう。

基本的なお布施(費用)は、お経料(お布施)5万円・お塔婆料4500円・供物香華料1万円、合計64500円です。(なお、御夫婦・御両親等、2霊位の供養をご希望の場合は、89000円(64500円+24500円)となります。24500円の内訳は、お塔婆料4500円・追加回向料20000円です。


その他、お位牌の開眼(20000円)・仏壇の清め(20000円)・炊き上げ(10000円)は別になります。詳しくはお寺へお問い合わせ下さい。

これらの費用は、みなさんのための、お寺の施設維持に使用されます。

供養はお金がかかるかもしれませんが、参列する人達が、お香典をもって助けてくれるものでもあります。

一度尋ねられてはいかがですか。

短所

1 お金がかかる

仏事供養となると、お金がかかることです。なんでこんなにお金がかかるのか。誰が決めたわけでもなく、日本全国多少の違いはあるにしても、供養にはお金がかかります。

なぜか。

人間は裸で生まれてきます。そして、どんな人でも、何も持たず、死んでいくのです。預金通帳も不動産の権利書も、大好きなすべてのものも置いて死んでいくのです。これを昔は世間様にお返しをして死んでいくと言ったのです。この世で稼いだお金やものはその人が一所懸命に生きた努力と証そのものでした。死んで持って行けないので、それを残った家族は故人の替わりに、お返しをする始めが、お葬式の姿でした。お葬式には、みんなに供養といって、物やお金を振る舞う(施す)のです。振る舞うことがお返しであり、故人の生きた証だからです。ですから、お葬式は故人のお返しの場であったのです。お返しが大きければ大きいほど、故人の努力と証の大きさを顕していたのでした。

時代が変わり、このことがわからなくなりました。お返しのできない人間の生き方・お返しを横取りをする家族、生きることが薄っぺらなものになったと考えるのは私だけでしょうか。

生きていることは欲の始まりです。欲をかいて欲をかいて、死ぬときお返しをしていきたいものです。

しかし