まずお墓を求める前に
墓地を求めるとは
選ぶ規準は
墓地を求めることは、自分や家族の死に場所を確保することだけではなく、自分や家族に会う窓口です。家族・友人・親子の絆の窓口を創ることでもあります。
1 自宅に近いこと、交通至便な都市部にあること
2 墓地と共に、心の交流もあるところ
お墓の大きい小さいに関係なく、みんなが訪ねやすいところ、高齢化した時のことを考えることが第一です。
墓地の金額の規準(石塔代・墓地使用代・開眼供養代・管理費1年分含めた規準)は
唯一、人との交流の上に故人との語らいがある、お寺が一番いいのですが、お寺の姿勢・システム・住職の考え方・お寺の動きによって、すべての寺院を推薦できるとはいえません。寺院墓地を選択したことが今後の負担を生むケースもないわけではありません。自分にとっていいお寺を見つけるにはよく検討することが条件となります。
1 小中型墓地 96万円から114万円くらい 立地条件・墓地整備状況・寺院等の違い
墓地を求める場合、石塔工事代の明記があいまいなものがあります。これは石の種類により金額が出せないことによります。しかしこれにより予算がたてにくいこともでてきます。まず墓地を考える場合、石塔工事代を含めた総予算をホームページ等で公開しているところを参考にしたいものです。
墓地はいらない
2 出来る時は供養し、できなくなったらお寺にまかせる これが一番いいでしょう。
3 費用は墓地やお寺によってみんな違います。安価は安価の理由があります。墓地を求めた以後のことまで考えた選択をしましょ う。墓地だけの金額で判断するのではなく、これからのことをよく聞き、決めましょう。
4 嫌なことも受け容れて
どんなお墓があるの
2 大型墓地 220万から 立地条件・墓地整備状況・寺院等の違い
墓地はいらないと思う人は、共同のお墓(共同墓)だけでもいいから考えましょう。
3 費用が定期的に毎年かかるところ(管理料など)は充分検討しましょう。 いずれできなくなる可能性があることは辞めましょう。
a 寄付はあるのか b これからどんなことがあるのか c 墓地提供者に対するお寺の目的・意味とは d お寺の誠意を必ず確認しましょう。誠意が感じられない場合はやめましょう。
何でも自分の希望や好き勝手が通るお墓の決め方には問題があります。自分に嫌なこと・気が進まないこと・面倒なことでも、人間として大事なこととして教えてくれるお墓・お寺を選びましょう。嫌なことも言ってくれるお寺は、家族にとって必ずプラスなアドバイスを生んでくれるでしょう。
それもいらない
それはやめましょう。家族・友人が訪ねる窓口をなくすことは。訪ねたい人の意志は尊重し、残しておきましょう。若い時はいいですが、絆と関わりを面倒だと思ってはいけません。
お墓の選び方
3 霊園にお墓があり、供養はお寺に関係すること
高いと思われる方、このくらい大事なものということを理解したいものです。安い金額の墓地はそれなりの理由があるものです。
共同墓の選び方
1 お寺で供養してもらえばよい人 余計な内容(管理料など)がないところを選びましょう。
1 自宅に近い、交通至便なところで、お寺の供養ができることは大変すばらしいことです。しかし現実にはなかなかむずかしいのが 現状です。せめて交通機関が容易なところを規準に選びましょう。
2 仏事その他のアドバイスがいつでも聞けるお寺を選びましょう。つまりあとのケアを重視しましょう。
これも方法です。ただそういうことに応えてくれるお寺が少ないこと、実際供養の時になると、お寺とお墓との移動に困難が生じることがでてくる場合もあり、やはり検討が必要でしょう。
1 お寺の墓地 (供養+お墓) 一番機能的でいいが、お寺のシステムを理解しないとトラブルあり。
2 霊園の墓地 お墓のみ 安価で、制約が少なくていいが、仏事の情報・アドバイスがイマイチ……。
3 お寺・霊園の共同墓 個々的なお墓でなく、集合式のお墓です。多くの種類形式があります。希望別に選択することが必要です。希望別とは、求める方々の状況のことです。詳しくは清徳寺へお聞き下さい。
質問はお電話で
車のように買い換えるものでないこと・修理がほとんどないことも頭に入れて 小型墓地は96万・普通墓地は220万くらいを規準に。